正答3
解説
正解は3です。
この問題は愛着に関係ないものを選ぶので、○ が答え(愛着の型に含まれないもの)です。
愛着(アタッチメント)の個人差は、エインズワース(Ainsworth, M. D. S.)のストレンジ・シチュエーション法で分類されます。
養育者との分離と再会の場面での子どもの反応から、愛着の型を判定します。
【選択肢別解説】
1:× 回避型(A型)は、養育者との分離であまり泣かず、再会時にも養育者を避けるタイプです。
愛着の分類に含まれます。
2:× アンビバレント型(C型、抵抗型)は、分離時に強く混乱し、再会時に接近を求めながら怒りや抵抗も示すタイプです。
愛着の分類に含まれます。
3:○ 密着型は、ストレンジ・シチュエーション法による愛着の分類には含まれません。
愛着の型は、回避型・安定型・アンビバレント型と、後に加えられた無秩序・無方向型の4つです。
4:× 安定型(B型)は、分離時に混乱しても再会時には養育者に接近してすぐに落ち着くタイプです。
愛着の分類に含まれます。
5:× 無秩序・無方向型(D型)は、接近と回避が同時に見られるなど、一貫しない行動を示すタイプです。
後にメインらによって追加された分類です。
【ポイント】
愛着理論を提唱したのはボウルビィ、愛着の型を実験的に分類したのはエインズワースです。
A型(回避)・B型(安定)・C型(アンビバレント)・D型(無秩序・無方向)の4分類を覚えましょう。
【用語】
愛着:子どもが特定の養育者に対して形成する、情緒的な結びつきである。
回避型:養育者との別れでも泣かず、再会で養育者を避ける愛着の型である。
アンビバレント型:分離で強く苦痛を示し、再会時に接近と怒りの両方を示す愛着の型である。
無秩序・無方向型:接近と回避が入り混じるなど、一貫しない行動を示す愛着の型である。
安定型:養育者を安全基地として探索し、再会時に落ち着く愛着の型である。
ストレンジ・シチュエーション法:養育者との分離と再会の場面での子どもの反応から、愛着の型を調べる方法である。