正答3
解説
正解は3です。
パーソナリティ理論の代表的な研究者と、その理論の中心概念との組み合わせを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× レヴィン(Lewin, K.)は場の理論やグループ・ダイナミクスの研究者です。
ビッグファイブ(5因子モデル)はコスタとマクレーらによって体系化されました。
2:× フロイト(Freud, S.)は精神分析の創始者で、イド・自我・超自我の構造論などを提唱しました。
内向性・外向性はユング(Jung, C. G.)の類型論の概念です。
3:○ クレッチマー(Kretschmer, E.)は体格と気質の関連に注目した類型論を提唱しました。
肥満型は躁うつ気質(循環気質)、細長型は分裂気質、闘士型は粘着気質に対応します。
4:× アイゼンク(Eysenck, H. J.)は、外向性−内向性と神経症傾向などの次元で人格を説明しました。
内胚葉型はシェルドン(Sheldon, W. H.)の体格類型です。
5:× キャッテル(Cattell, R. B.)は、因子分析で16の根源特性を見いだし16PF人格検査を作成しました。
神経症傾向はアイゼンクやビッグファイブの次元です。
【ポイント】
体格による類型論は、クレッチマー(肥満型・細長型・闘士型)とシェルドン(内胚葉型・外胚葉型・中胚葉型)の2つが代表です。
特性論は、オールポート・キャッテル・アイゼンク・ビッグファイブの順に整理しておきましょう。
【用語】
ビッグファイブ:性格を5つの基本的な因子で記述する、特性論に基づくモデルである。
躁うつ気質:クレッチマーの類型論で、肥満型と結びつくとされる気質である。
内胚葉型:シェルドンの類型論で、内臓が発達した体型の分類である。
神経症傾向:情緒の不安定さの度合いを表し、アイゼンクなどが提唱した性格次元である。
内向性:関心が自分の内面に向かいやすい性格の傾向で、ユングの類型論の概念である。