正答1
解説
正解は1です。
代表的な心理検査について、検査の構成や測定内容を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ MMPI(ミネソタ多面人格目録)は、10の臨床尺度と、受検態度の歪みを調べる妥当性尺度とで構成される質問紙法の性格検査です。
2:× SCT(文章完成法)は、書きかけの文章の続きを書かせる投影法の検査です。
未完成の絵場面に言葉を書き込ませるのはP-Fスタディ(絵画欲求不満テスト)です。
3:× 内田クレペリン精神検査は、1桁の数字の連続加算を行わせ、その作業曲線から性格や行動特性を推定する作業検査法です。
偏差知能指数を求めるのはウェクスラー式などの知能検査です。
4:× YG性格検査(矢田部ギルフォード性格検査)は、12の性格特性を測定します。
16のパーソナリティ因子を測定するのはキャッテルの16PFです。
5:× TAT(主題統覚検査)は、絵を見て物語をつくらせ、欲求や葛藤を推測する投影法の性格検査です。
動作性知能と言語性知能を測定するのはウェクスラー式知能検査です。
【ポイント】
MMPIの妥当性尺度には、L(虚偽)・F(頻度)・K(修正)尺度などがあります。
検査を「質問紙法・投影法・作業検査法・知能検査」に分類して覚えると混同しにくくなります。
【用語】
MMPI:多数の質問への回答から性格や精神状態を調べる、ミネソタ多面人格目録である。
SCT:書きかけの文章の続きを書かせる、文章完成法の投影法検査である。
内田クレペリン精神検査:1桁の数字の連続加算作業から、作業量や性格特徴を調べる検査である。
YG性格検査:12の性格特性を質問紙で調べ、性格を類型に分ける検査である。
TAT:あいまいな絵を見て物語をつくらせる、主題統覚検査という投影法である。