⑯で示す部分の配線工事に必要なケーブルは。
ただし,心線数は最少とする。
なお,屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
正答3
解説
配線の線条数を求める問題は、次の4つの手順で考えます。
これは心線数を答える問題、適切なケーブルを写真から選ぶ問題で共通の解法です。
複線図を描く必要はありません。
配線が電源(非接地側)線とスイッチ・コンセントをつなぐ場合、電源線(黒線)を1本加える配線の先に負荷がある場合、接地側の線(白線)を1本加える配線がスイッチと負荷をつなぐ場合、リンクごとに1本加える配線が3路スイッチ同士、または3路スイッチと4路スイッチをつなぐ場合、リンクごとに2本加える。
ただし、3路スイッチはどちらに電源線を接続するかによって、最少本数に違いが出る場合がある⑯部分の立上りは、2階階段入口の引上げから延びており、蛍光灯と3路スイッチに接続することが確認できます。
本問のように3路スイッチがある場合、通常は手前側に電源をつなぎます。
例外的に次の2つの条件を両方満たすときに限り、奥側につなぐ(心線数を減らせる)と考えましょう。
手前側のみに対象の3路スイッチで点滅する器具がある奥側に電源からの電圧線を必要とする器具がある本問では負荷アの位置が電源から見て奥側であり❶を満たしません。
よって、電源からの電圧線は手前(2階)の3路スイッチにつなぎます。
上記の手順で電線数を検討すると、以下のようになります。
配線の先に3路スイッチ以外のスイッチはないので、電源線は不要です。
配線の先には1階の蛍光灯があるので、接地側の線が1本必要です。
⑯を介してつながるスイッチと負荷はありません。
●ハの3路スイッチ同士をつなぐ線が必要なので、プラス2本します。
合計は「1+2=3本」です。
したがって心線数は3本です。
配線図に特記のある場合を除きVVFケーブルを使用するため、3芯・VVFである[ハ]が適切です。