正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
平板や管板を補強するステーの種類と、炉筒まわりの熱応力の逃がし方を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
ステーボルトは、内火室板と外火室板のように接近した平板どうしを結んで補強します。
2:× 正しい記述です。
ステーボルトには知らせ穴を設け、ステーが切れたときに蒸気や水を噴出させて異常を知らせます。
3:○ 誤った記述です。
ブリージングスペースは、鏡板のうち炉筒の取付け部とガセットステーとの間にある、ステーを設けない部分です。
炉筒は燃焼ガスで熱せられて長手方向に伸び縮みします。
この部分にステーを設けないことで鏡板がたわみ、炉筒の伸縮による熱応力を逃がします。
ステーを設けると鏡板が動けず、かえって熱応力が集中します。
4:× 正しい記述です。
管ステーには煙管より肉厚の鋼管を用い、管板に溶接又はねじ込みで取り付けます。
5:× 正しい記述です。
火炎に触れる部分に管ステーをねじ込みで取り付ける場合は、端部を縁曲げして焼損を防ぎます。
【ポイント】
ブリージングスペースは「ステーを設けない空間」で、鏡板の弾性で熱応力を逃がす仕組みです。
ガセットステーを配置するときは、ブリージングスペースを十分に取ります。
ステーボルトの知らせ穴と合わせて頻出です。