正答2
解説
正解は2です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(適切でない記述)です。
鋳鉄製ボイラーの材質上の特徴、セクションの構造、返り管の取付け方を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な記述です。
鋳鉄は鋼に比べて強度は弱いものの、腐食には強いという性質があります。
2:○ 適切でない記述です。
重力循環式では、ハートフォード式連結法により、蒸気管と結んだ均圧管を介して返り管を接続します。
これは、返り管側の事情でボイラー水が流出し低水位事故になることを防ぐための方法です。
安全低水面以下150mm以内の高さに返り管を取り付けるのは、ポンプ循環方式の場合です。
3:× 適切な記述です。
側二重柱構造では、燃焼室側の側柱で加熱された水が上昇し、外側の側柱を通って下降します。
4:× 適切な記述です。
鋳鉄製ボイラーの燃焼室の底面は、ほとんどが周囲を水で囲んだウェットボトム式です。
5:× 適切な記述です。
温水ボイラーによる暖房は、蒸気暖房に比べて放熱器ごとの温度調節が容易です。
【ポイント】
鋳鉄製ボイラーは「強度は弱いが腐食に強い」「組合せ式のセクション構造」が基本です。
重力循環式ではハートフォード式連結法、ポンプ循環方式では安全低水面以下150mm以内、と区別します。