正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5。
シェーグレン症候群は涙腺・唾液腺の外分泌腺を標的とする自己免疫疾患で、抗SS-A抗体(抗Ro抗体)が高率に陽性となる特異的な血清学的マーカーである。
ドライアイに対しては人工涙液の点眼などの対症療法が基本治療となる。
本症は涙腺・唾液腺以外にも腎(尿細管性アシドーシス)、肺(間質性肺炎)、末梢神経など全身の腺外病変を来しうる全身性疾患であるため肢2は誤り。
また中年「女性」に好発する疾患であり男性に好発するわけではないため肢3も誤りである。
アトロピンは抗コリン薬でムスカリン受容体を遮断し唾液分泌をむしろ抑制してドライマウスを悪化させる薬であり、ドライマウス治療にはピロカルピンなどのムスカリン受容体刺激薬が用いられるため肢4は誤りである。