正答5
解説
正解は5。
アルコール依存症患者が急に断酒すると、振戦・発汗・不安・けいれん発作など交感神経系の過活動を主体とする離脱症状を来すことがあり、GABAA受容体を介して中枢抑制的に働くロラゼパムなどのベンゾジアゼピン系薬がアルコールの代替として離脱症状の予防・改善に用いられる。
シアナミドはアセトアルデヒド脱水素酵素を阻害し飲酒時の不快な反応(フラッシング等)を利用して断酒を促す抗酒薬であり、飲酒欲求そのものを直接抑える薬ではないため肢1は誤り。
アカンプロサートは断酒維持を補助する薬でありシアナミドのように飲酒時の不快症状を誘発する薬ではないため肢2は誤り。
メタノールは有毒物質であり治療薬ではないため肢3は明らかに誤りである。
ナルメフェンはオピオイド受容体拮抗薬で飲酒量低減を目的として用いる薬であり断酒維持薬ではないため肢4も誤りである。