体内動態が線形1-コンパートメントモデルに従う薬物において、A群に示すパラメータが2倍に変動したとき、B群のパラメータが2倍になる組合せはどれか。
2つ選べ。
(表の列は「A群|B群」)
正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5。
定速静脈内投与で定常状態濃度の50%に到達する時間は消失半減期に等しいため、消失半減期が2倍になれば50%到達時間も2倍になる。
反復経口投与時の定常状態平均血中濃度はCss,avg=F・Dose/(τ・CL)で表されるため、他の条件が一定なら消化管吸収率Fが2倍になるとCss,avgも2倍になる。
単回急速静注後のAUCはDose/CLであり分布容積には依存しないため1は誤りである。
定速静注時の定常状態濃度は投与速度/CLなので、クリアランスが2倍になると半分になる。
単回経口投与後のAUCはF・Dose/CLであり、吸収速度定数には依存しない。