中毒原因物質とスクリーニング試験(試験方法または検査試薬)の組合せのうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。
(表:番号/中毒原因物質(構造式)/試験方法または検査試薬。図参照。1=フェニルエチルアミン骨格にN-メチル・α-メチル基を持つ構造(覚醒剤様)/ピリジン-ピラゾロン法、2=モルヒナン骨格(N-メチル、HO、O、OHを持つ構造、モルヒネ様)/クロモトロープ酸法、3=バルビツール酸骨格にエチル基とフェニル基を持つ構造/銅-ピリジン法、4=アセトアミノフェン様構造(アセトアミド基とヒドロキシフェニル基)/ラインシュ法、5=テトラヒドロカンナビノール様の三環性構造(クロマン環にペンチル側鎖)/デュケノア試薬)
正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5。
バルビツール酸系薬物(フェノバルビタール様構造)は銅-ピリジン法により呈色し古くから中毒スクリーニングに用いられる。
テトラヒドロカンナビノール(大麻成分)はデュケノア試薬により紫色を呈する大麻の代表的な確認試験である。
覚醒剤(メタンフェタミン様構造)にピリジン-ピラゾロン法(本来シアン化合物用)を、モルヒネ(モルヒナン骨格)にクロモトロープ酸法(本来ホルムアルデヒド用)を、アセトアミノフェンにラインシュ法(本来ヒ素等の重金属用)を組み合わせるのは、いずれも本来の対象物質と異なる誤った組合せである。