問320-321 男性がかぜ症状を訴えて来局した。
この薬局の薬剤師は男性の症状、既往歴、アレルギー歴、併用薬などを確認し、ある一般用医薬品を選択して男性に勧め、選択した医薬品に含まれる成分の効能を説明した。
なお、選択した医薬品は指定第2類医薬品であり、濫用等のおそれのある医薬品に該当する。
<選択した一般用医薬品に含まれる成分>
アセトアミノフェン
アンブロキソール塩酸塩
L-カルボシステイン
ジヒドロコデインリン酸塩
クロルフェニラミンマレイン酸塩
リボフラビン(ビタミンB2)
問320(実務)
この薬の有効成分に関する説明として、適切なのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は1と2。
アセトアミノフェンは中枢での解熱鎮痛作用により発熱・頭痛・喉の痛みなどを緩和する。
アンブロキソール塩酸塩は肺サーファクタント分泌促進・気道液分泌促進・線毛運動亢進作用により喀出しにくい痰の排出を助ける去痰薬である。
L-カルボシステインは去痰薬で気道粘液の性状を調整する薬剤であり、咳中枢に作用する鎮咳薬ではない。
ジヒドロコデインリン酸塩は延髄の咳中枢に作用する鎮咳成分であり、くしゃみ・鼻水・鼻づまりを抑えるのは抗ヒスタミン薬クロルフェニラミンの役割である。
リボフラビンは口内炎等の粘膜保護に働くビタミンで、気道粘膜への直接作用を説明する記述は不正確である。