正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3。
多発性骨髄腫は形質細胞(B細胞由来)が単クローン性に腫瘍化する疾患で、腫瘍細胞が産生するMタンパク質は単一クローンの免疫グロブリン(またはその断片)である。
腫瘍細胞が産生する免疫グロブリン軽鎖の一部はアミロイド線維を形成し、腎臓や心臓などの臓器・組織に沈着してAL(免疫グロブリン軽鎖型)アミロイドーシスとして臓器障害を引き起こすことがある。
腫瘍化するのはT細胞ではなく形質細胞であり、フィラデルフィア染色体(BCR-ABL融合遺伝子)は慢性骨髄性白血病に特徴的な染色体異常であって多発性骨髄腫には認めない。
脾腫は慢性骨髄性白血病やリンパ腫でよくみられる所見であり、多発性骨髄腫では骨病変・腎障害・貧血・高カルシウム血症が主体で脾腫は頻発しない。