35歳男性。
献血時の検査でヒト免疫不全ウイルス(HIV)抗体陽性となり、HIV感染症と診断された。
HIV感染症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3。
エムトリシタビンは核酸系逆転写酵素阻害薬(NRTI)で、細胞内でリン酸化されて活性三リン酸体となりHIV逆転写酵素(RNA依存性DNAポリメラーゼ)を基質競合的に阻害する。
ラルテグラビルはHIVインテグラーゼ阻害薬(インテグラーゼ鎖転移阻害薬)で、ウイルスDNAの宿主染色体DNAへの組込みを阻害する。
マラビロクは逆転写酵素ではなく宿主細胞膜のケモカイン受容体CCR5に結合してHIVの細胞内侵入を阻害する薬であり、アバカビルはプロテアーゼ阻害薬ではなくNRTI、エファビレンツはCCR5拮抗薬ではなく非核酸系逆転写酵素阻害薬(NNRTI)である。