第109回 薬剤師国家試験 問135
下図は、化管法*のPRTR制度における2021年(令和3年)度届出排出量・移動量の上位10物質を示したものである。 (図:横軸「届出排出量・移動量[kg/年]」(0~1×10^8)の横棒グラフ。項目は上から化合物A、化合物B、化合物C、クロム及び三価クロム化合物、エチルベンゼン、塩化メチレン、ノルマル-ヘキサン、N,N-ジメチルホルムアミド、ふっ化水素及びその水溶性塩、塩化第二鉄の順で、各項目に届出排出量(グレー)と届出移動量(白)の内訳が積み上げ棒で示されている。化合物Aが最大で約9×10^7、化合物Bは届出移動量がほぼ全量を占め合計約6.8×10^7、化合物Cは合計約2.7×10^7で、その大部分(約2×10^7)が届出排出量(グレー)であり届出移動量(白)はわずか。) *化管法:特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律 化合物A~Cは以下のア~オのような特徴をもつ化合物である。 化合物A~Cの組合せとして正しいのはどれか。 1つ選べ。 ア 化合物A及びCの届出排出量のほぼ全量が大気への排出、化合物Bの届出移動量のほぼ全量が事業所外への廃棄物としての移動である。 イ ヒトの体内で化合物A及びCは酸化的な代謝を受け、それぞれの代謝物がグリシン抱合されて尿中に排泄される。 ウ 化合物A及びCには、室内濃度指針値が定められている。 エ 化合物Bへの曝露により、パーキンソン病様の症状が現れることがある。 オ 化合物Cは、3種類の異性体の混合物である。

正答6