正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3。
アトピー性皮膚炎では、フィラグリン遺伝子異常などにより皮膚のバリア機能が低下しており、これが乾燥や炎症、アレルゲン侵入のしやすさにつながる。
多くの患者で血清総IgE値の上昇がみられ、アレルギー素因の指標の一つとされる。
苔癬化は慢性的な掻破の繰り返しにより生じる皮膚肥厚であり、乳児期よりも罹病期間の長い年長児・成人期の慢性病変で顕著にみられる。
治療の基本はステロイド外用薬やタクロリムス軟膏などによる炎症の抑制であり、抗ヒスタミン外用薬が基本治療というのは誤りである。
タクロリムス軟膏は、患部に潰瘍や明らかに局面を形成しているびらんのある患者には禁忌であり、これらの部位では経皮吸収が高まって血中濃度が上昇し腎障害等の全身性副作用を来すおそれがあるため、あらかじめ処置を行って改善を確認してから使用を開始する。