正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4。
加水分解を受けやすい医薬品は溶解度の低い塩などの誘導体とすることで溶液中濃度を下げ、分解速度を低減して安定性を改善できる。
異符号のイオン間で進行する分解反応は、塩を添加してイオン強度を高めると反応速度が低下し安定性が改善する(一次塩効果)。
EDTAは微量金属イオンをキレートして酸化的分解を防ぐ安定化剤であり、包接化(シクロデキストリンの機序)によるものではない。
特殊酸触媒のみで分解する医薬品はpHを下げるとH+濃度上昇により分解が促進されるため、安定性改善にはむしろpHを上げる必要がある。
同符号のイオン間反応は誘電率の低下(アルコール添加)により同種電荷間の反発が強まり反応速度は低下するため、安定性はむしろ改善する。