正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4。
化学物質の毒性試験は、急性・反復投与毒性など動物への直接影響をみる一般毒性試験と、発がん性・生殖発生毒性・遺伝毒性・抗原性(アレルゲン性)などを個別に評価する特殊毒性試験に大別される。
食品添加物の指定申請にあたっては、ヒトに対する感作性を評価するためアレルゲン性(抗原性)試験の実施が求められる。
半数致死量(LD50)を求めるのは単回(急性)投与毒性試験の目的であり、反復投与毒性試験は繰り返し投与による蓄積的な毒性や無毒性量(NOAEL)の把握を目的とするため2は誤り。
食品添加物の指定申請で要求される毒性試験は反復投与毒性試験(28日間・90日間・1年間)、繁殖試験、催奇形性試験、発がん性試験、抗原性試験、変異原性試験などであり、単回投与毒性試験(急性毒性試験)は求められていないため1は誤り。
発がん性試験は通常げっ歯類に生涯(2年程度)にわたり反復投与して腫瘍発生の有無を調べるものであり、90日間の試験は亜慢性毒性試験に相当するため5も誤り。