問336 3歳男児。
家族で登山に行き、大量の汗をかいた。
当日の夕方に帰宅後、首の周りや額に赤みを伴った小さな丘疹が現れた。
以前も汗を大量にかいた後には首の周りに同様の症状が現れたことがあり、今回も赤くなった部位に同時に強いかゆみも出現したため父親が近隣の薬局を訪れて相談した。
相談された薬剤師は、男児にアレルギー歴がないことを確認し、店頭にある一般用医薬品の外用薬の中から今回の症状を緩和させる医薬品を選択した。
選択した医薬品の成分として、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答2
解説
正解は2。
発汗後に頸部や額に生じた紅色丘疹と強いかゆみは汗疹(あせも)の典型像であり、抗ヒスタミン薬ジフェンヒドラミンでかゆみを抑え、酸化亜鉛で患部を保護・収斂し、グリチルレチン酸で炎症を鎮める配合外用薬が適する。
アシクロビルは抗ウイルス薬でヘルペス等に、ナイスタチン等の配合剤は真菌・細菌感染に、インドメタシン配合剤は打撲・捻挫に、ベタメタゾンのような強めのステロイド単剤は乳幼児の汗疹への第一選択としては強すぎるため適さない。