問242-243 57歳男性。
5年前より、2型糖尿病及び心房細動に対して以下の薬剤が処方されている。
今回、悪性リンパ腫が疑われたため、確定診断のために^18F-フルデオキシグルコース(FDG)を用いたポジトロン断層・コンピューター断層複合撮影(PET/CT)検査を行うこととなった。
(処方)
メトホルミン塩酸塩錠250 mg 1回1錠(1日2錠)
1日2回 朝夕食後 30日分
ワルファリンカリウム錠1 mg 1回2錠(1日2錠)
1日1回 夕食後 30日分
問242(実務)
PET/CT検査を行うにあたり、担当薬剤師が患者に行う説明のうち、適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答5
解説
正解は5。
18F-FDGはグルコースと類似の体内動態を示すため、検査精度を保つには検査前の空腹(通常4時間程度の絶食)により血糖値を安定させる必要がある。
メトホルミンは消化管でのFDG生理的集積を強めることはあるが服用中止が必須というわけではなく、ワルファリンの休薬も本検査では不要である。
ブドウ糖加輸液はFDGの取り込みと競合し画像の質を低下させるため同時投与は避けるべきである。