問242-243 57歳男性。
5年前より、2型糖尿病及び心房細動に対して以下の薬剤が処方されている。
今回、悪性リンパ腫が疑われたため、確定診断のために^18F-フルデオキシグルコース(FDG)を用いたポジトロン断層・コンピューター断層複合撮影(PET/CT)検査を行うこととなった。
(処方)
メトホルミン塩酸塩錠250 mg 1回1錠(1日2錠)
1日2回 朝夕食後 30日分
ワルファリンカリウム錠1 mg 1回2錠(1日2錠)
1日1回 夕食後 30日分
問243(衛生)
この患者に投与される^18F-FDG及びPET/CT検査に関する記述のうち、誤っているのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4。
PET/CT検査は放射性医薬品(18F-FDG)とCTのX線を併用するため、患者の被曝実効線量は数mSv〜十数mSv程度となり、一般公衆の年間線量限度(1 mSv/年)を上回るのが通常であり、これより低いとする記述は誤りである。
18F-FDGはグルコースと類似の挙動を示すため高血糖では病巣への集積が低下し、安静時のグルコース利用の高い組織を捉えるため検査は安静状態で行い、放射線防護関連法令の遵守や消滅放射線(511 keVの対消滅光子)の検出による画像化は正しい記述である。