問226-227 70歳男性。
10年前から2型糖尿病と前立腺がんに罹患し治療を受けている。
また、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の診断を受け、治療中である。
今回友人より、「あなたは70歳だけど肺炎球菌ワクチンの接種をしないのか」と聞かれ、ワクチン接種の相談に薬局を訪れた。
患者はインフルエンザワクチンを接種したことはあるが、肺炎球菌ワクチンを接種した経験はなかった。
問227(実務)
肺炎球菌ワクチン及びこの患者のワクチン接種に関する注意点について、正しいのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4。
肺炎球菌ワクチン(23価莢膜多糖体ワクチン)は皮下注射だけでなく筋肉内注射も可能である。
糖尿病や前立腺がんの治療中であることは接種不適当者の要件には該当せず、むしろ易感染性の観点から積極的な接種が推奨される対象である。
本ワクチンは通常冷所保存が必要で室温保存はできず、インフルエンザワクチンとの混合投与も認められていない(同時接種する場合は別々の注射器・部位で行う)。