第105回 薬剤師国家試験 問275
14歳女児。 身長160 cm、体重52 kg。 造血幹細胞移植後の真菌感染症予防のため、フルコナゾールカプセルで管理を行っていた。 しかし、画像診断や検査値などからアスペルギルス症が疑われ、注射用ボリコナゾールが投与されることになった。 検査値:AST 25 IU/L、ALT 37 IU/L、γ-GTP 40 IU/L、 血清クレアチニン値0.7 mg/dL 初日はボリコナゾールとして1回300 mgを1日2回、2日目以降は1回200 mgを1日2回点滴静注し、治療を行ったが、症状やレントゲン陰影の改善はみられなかった。 この患者におけるボリコナゾールの定常状態での平均血漿中濃度は1.0 mg/Lであったため、薬剤師は治療域に達していないと判断した。 この患者における定常状態における平均血漿中濃度を2.5 mg/Lとしたい。 ボリコナゾールの1日投与量(mg/day)として最も適切なのはどれか。 1つ選べ。 ただし、ボリコナゾールの定常状態における平均血漿中濃度と体内からの消失速度の関係はMichaelis-Menten式で表され、K_m値は0.50 mg/Lとする。
正答1