問232-233 7歳男児。
昨夜から40℃の発熱があり、小児科診療所でインフルエンザと診断され、下記の薬剤が処方された。
2日前に両親もインフルエンザと診断され、高熱で寝込んでいるため、近所に住んでいる70歳の祖母が男児の処方箋を持って薬局を訪れた。
祖母は1年前にインフルエンザの予防接種を受けており、現時点で発熱等の症状はない。
(処方)
ザナミビル水和物吸入薬 1回2ブリスター(1日4ブリスター)
1日2回 朝夕吸入 5日分
問233(衛生)
この祖母からインフルエンザの予防接種について薬剤師に質問があった。
インフルエンザの予防接種に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3。
65歳以上はインフルエンザの定期接種(B類疾病)の対象者であり、この祖母(70歳)も対象となる。
定期接種による健康被害は予防接種健康被害救済制度の対象となる。
前年に接種していても抗体価は経時的に低下し流行株も変化するため毎年の接種が推奨され、国内のインフルエンザHAワクチンは不活化ワクチンであるため接種によってインフルエンザを発症することはない。
B類疾病は個人予防に重点を置いた制度であり、集団予防に重点を置くA類疾病とは目的が異なる。