問232-233 7歳男児。
昨夜から40℃の発熱があり、小児科診療所でインフルエンザと診断され、下記の薬剤が処方された。
2日前に両親もインフルエンザと診断され、高熱で寝込んでいるため、近所に住んでいる70歳の祖母が男児の処方箋を持って薬局を訪れた。
祖母は1年前にインフルエンザの予防接種を受けており、現時点で発熱等の症状はない。
(処方)
ザナミビル水和物吸入薬 1回2ブリスター(1日4ブリスター)
1日2回 朝夕吸入 5日分
問232(実務)
薬剤師が、本剤の使用に際して祖母に行う説明として適切なのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5。
ザナミビル(リレンザ)のブリスターは吸湿性が高く、穴をあけて湿気にさらすと薬効が損なわれるため吸入する直前に開封操作を行う必要がある。
解熱後もしばらくはウイルスの排出が続き周囲への感染力が残るため、周囲への配慮が必要である。
本剤は経口摂取しても効果が得られないため、うまく吸入できない場合に飲ませる指導は誤りであり、解熱してもウイルスに対する治療効果を得るため定められた5日間の投与を完遂すべきである。
うがいによるカンジダ予防は吸入ステロイド薬に関する注意であり本剤には該当しない。