正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4。
脳腫瘍による悪心・嘔吐は頭蓋内圧亢進や腫瘍そのものによる嘔吐中枢の直接的な圧迫・刺激で生じる。
妊娠悪阻はヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)やエストロゲンなどの変動が化学受容器引き金帯(CTZ)を刺激し、そこから嘔吐中枢へ伝達されて生じると考えられている。
急性胃炎による悪心・嘔吐は胃粘膜への刺激が求心性の迷走神経を介して直接嘔吐中枢を刺激するもので、CTZを介するわけではない。
糖尿病性ケトアシドーシスによる悪心・嘔吐はケトン体などの代謝産物がCTZを刺激して生じるもので嘔吐中枢の直接刺激ではない。
モルヒネによる悪心・嘔吐はCTZのドパミンD2受容体などを直接刺激することで生じ、自律神経を介する機序が主体ではない。