食品添加物A〜Dに関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。
(図:食品添加物A〜Dの構造式。Aは没食子酸プロピル様構造(3,4,5-トリヒドロキシ安息香酸プロピルエステル)。Bはチアゾール環とベンズイミダゾール環が単結合で連結した構造(チアベンダゾール様)。Cは6員環のオキサチアジノン構造(環は O-SO2-N(K)-C(=O)-CH=C(CH3)- で閉じ、CH3は環炭素上の置換基。アセスルファムカリウム様)。Dはピラノン環にONa、COCH3を持つ構造・H2O付加物(デヒドロ酢酸ナトリウム様)。)
正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3。
A(没食子酸プロピル)、B(チアベンダゾール)、C(アセスルファムカリウム)、D(デヒドロ酢酸ナトリウム)はいずれも甘味料・着色料・保存料・酸化防止剤・防かび剤など用途名の表示が義務付けられた添加物区分に該当し、物質名を表示する場合は用途名も併記しなければならない。
チアベンダゾールは海外では収穫後農薬(ポストハーベスト農薬)として扱われるが、我が国では食品添加物としての防かび剤に指定され、かんきつ類・バナナ等に使用が認められている。
Aの没食子酸プロピルは酸化防止剤であり保存料ではなく、Cのアセスルファムカリウムは酸化防止剤ではなく甘味料である。
Dのデヒドロ酢酸ナトリウムは弱酸性保存料でありpHによって抗菌効果(未解離型分子の割合)が変化する。