問218-219 27歳女性。
1年前に結婚し、近いうちに子供が欲しいと考えている。
自分の母子手帳を確認したところ、麻しんワクチンの接種記録が1回であった。
近隣の病院に設置されたお薬相談コーナーに、麻しんワクチン接種の相談に訪れた。
麻しんワクチン製剤は現時点で入手の見通しが立たないので接種できないが、当該病院には麻しん風しん混合ワクチン製剤の在庫がある。
問219(物理・化学・生物)
この女性への説明事項の根拠として適切なのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5。
麻しんウイルスは飛沫感染・接触感染に加えて空気感染(飛沫核感染)もする、感染力が極めて強いウイルスである。
MRワクチンに含まれる麻しんワクチン株は弱毒生ワクチンであり、単味の麻しんワクチンと同様に生体に軽度感染を成立させることで麻しんウイルスに対する液性免疫に加え細胞性免疫も獲得させる。
麻しんウイルスは主に上気道粘膜から侵入してリンパ節で増殖したのち全身に広がり、水痘帯状疱疹ウイルスのような回帰発症(帯状疱疹)は起こさない。