第103回 薬剤師国家試験 問267
55歳男性。 10年前に2型糖尿病と診断され、生活習慣の改善とナテグリニドの服用を開始した。 5年前にHbA1c値が8.4%まで上昇したため、メトホルミン塩酸塩が追加され、その後増量されて以下の処方となった。 (処方1) メトホルミン塩酸塩錠500 mg 1回1錠(1日3錠) ナテグリニド錠90 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食直前 30日 各グラフの実線は、ナテグリニド錠を食直前に服用した際の血漿中濃度推移を表す。 本剤を食直後に服用した場合、予想される血漿中濃度推移(破線)を表す最も適切なグラフはどれか。 1つ選べ。 (グラフ1〜5:いずれも縦軸「血漿中ナテグリニド濃度」、横軸「時間」。実線=食直前服用時の推移、破線=食直後服用時の予想推移) グラフ1:実線・破線ともにほぼ同じ立ち上がりで、破線のピークがわずかに高く、その後は両者ほぼ重なって減衰する。 グラフ2:実線は速く立ち上がり低めのピークで減衰するが、破線はピークが遅れて実線より高く現れ、その後ゆっくり減衰し実線より濃度が高い状態が持続する。 グラフ3:実線・破線ともに同程度の高さのピークだが、破線は実線よりピークがやや遅れて現れ、減衰も実線よりゆっくりである。 グラフ4:実線は速く立ち上がり高いピークをつけた後速やかに減衰するが、破線はピークが低く遅れて現れ、その後ほぼ横ばいで緩やかに減衰する。 グラフ5:実線は速く立ち上がり高めのピークをつけた後ゆっくり減衰するが、破線はピークが低く、実線よりかなり低い濃度で推移する。

正答4