78歳女性。
関節リウマチのためメトトレキサートを服用中。
病棟での薬剤管理指導の面談で、最近疲れやすく、口内炎がひどいとの訴えがあった。
検査データ:AST 90 U/L、ALT 75 U/L、MCV 105 fL、白血球数1,300/μL、血小板数30,000/μL
その後、発熱、乾性咳嗽、息切れがあるとの訴えがあり、検査の結果、メトトレキサートが原因の間質性肺炎が疑われた。
前問で適切と考えられた薬物の薬理作用として正しいのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4。
前問で提案したプレドニゾロンの薬理作用を問う設問。
プレドニゾロンは細胞質のグルココルチコイド受容体と結合し、形成された受容体複合体が核内へ移行して標的遺伝子の転写活性を変化させることで、抗炎症性タンパク質の発現誘導や炎症性サイトカインの産生抑制など強力な抗炎症作用を発揮する。
TNF-α捕捉はインフリキシマブ、咳中枢への作用はデキストロメトルファン、気管支平滑筋GPCR刺激はテルブタリンの機序である。