正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5。
ネフローゼ症候群は高度な蛋白尿により血漿アルブミンが尿中に大量に喪失し、低アルブミン血症を呈するのが定義上の主要な特徴である。
ステロイド治療に反応しない(ステロイド抵抗性を示す)症例では、シクロスポリンやシクロホスファミドなどの免疫抑制薬が併用され、蛋白尿の減少や寛解導入が図られる。
食事療法は、過剰な蛋白摂取がかえって糸球体への負荷を増し蛋白尿を助長する可能性があるため、一般に極端な高蛋白食ではなく適正量の蛋白制限を基本とする。
浮腫の改善には主にループ利尿薬などの利尿薬が用いられ、アンギオテンシンII受容体拮抗薬は主に蛋白尿減少や腎保護を目的として用いられるものであり浮腫改善が主目的ではない。
ネフローゼ症候群では血液凝固能亢進状態となるため、血栓症予防にはアスピリンではなくヘパリンやワルファリンなどの抗凝固薬が第一選択として用いられる。