正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5。
糸球体濾過は毛細血管内圧がボーマン嚢内圧や血漿膠質浸透圧より高いために生じる加圧濾過であり、この圧較差が濾過を駆動する。
尿細管で再吸収を受けない薬物では、原尿が尿細管を通過する過程で水の大部分(約99%)が再吸収され薬物が濃縮されるため、定常状態での尿中薬物濃度は血漿中非結合形薬物濃度よりかなり高くなる。
通常成人の腎血流量は約1000~1300mL/minであり、100~130mL/minは糸球体濾過量(GFR)の値であるため選択肢1は誤り。
サリチル酸は弱酸性薬物であり、尿がアルカリ性になるとイオン形分率が増加してイオントラッピングにより尿細管での再吸収が減少し、腎クリアランスはむしろ大きくなる(記述は逆)。
パラアミノ馬尿酸は能動的な尿細管分泌を受けるが、血漿中濃度が高くなるとトランスポーターが飽和し、クリアランスはむしろ小さくなる。