7歳女児。
アトピー性皮膚炎と診断され、母親とともに処方箋を薬局に持参した。
(処方1)
ベタメタゾン吉草酸エステルクリーム0.12% 5 g
1回適量 1日2回 朝夕 体、腕に塗布
(処方2)
白色ワセリン 25 g
1回適量 1日2回 朝夕 体、腕に塗布
(処方3)
タクロリムス軟膏0.03% 5 g
1回適量 1日2回 朝夕 赤みが強い部位に塗布
問277
薬剤師が患者の家族に説明する内容として適切でないのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5が不適切。
処方1のベタメタゾン吉草酸エステルはステロイドの強さ5段階分類ではIII群(strong: 強い)に分類され、最も弱いV群(weak: 弱い)ではないため、1の説明は誤りである。
タクロリムス軟膏は皮膚が薄くステロイド外用が避けられやすい顔面にもむしろ有用性が高い薬剤であり、「顔には使用しないでください」という説明は不適切である。
入浴後の塗布や室内環境整備・皮膚の清潔保持の指導は適切な内容である。