33歳女性。
鼻づまりの症状が続いていたため、耳鼻科を受診したところ、花粉症と診断され、以下の処方箋を薬局に持参した。
(処方1)
プランルカストカプセル112.5 mg 1回2カプセル(1日4カプセル)
1日2回 朝夕食後 14日分
(処方2)
エバスチン錠10 mg 1回1錠(1日1錠)
1日1回 朝食後 14日分
(処方3)
フルチカゾンプロピオン酸エステル点鼻液50 μg 56噴霧用 1本
1回各鼻腔に1噴霧 1日2回 朝夕 噴霧
(処方4)
トラマゾリン塩酸塩点鼻液0.118% 10 mL
鼻閉時 1回各鼻腔に1噴霧 1日4回まで
問278
患者に説明する内容として適切でないのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4が不適切。
ロイコトリエン受容体拮抗薬プランルカスト(処方1)は効果発現までに数日以上を要し即効性は期待できないため、鼻づまりの解消効果が「すぐに現れる」という説明は誤りである。
点鼻血管収縮薬トラマゾリン(処方4)はアドレナリン受容体刺激により鼻粘膜血管を「収縮」させて充血・腫脹を軽減する薬剤であり、「血管を拡げて」症状を和らげるという説明は作用と逆であり不適切である。
エバスチンによる眠気の注意、ステロイド点鼻薬の花粉飛散期を通した継続使用、来年の早期受診の提案はいずれも適切な指導内容である。