40歳女性。
卵巣がんを原発とした多発性骨転移による疼痛があり、以下の処方が出されている。
疼痛コントロールは良好であったが、2日前から、突然に我慢できない痛みが1日2〜3回程度出現するようになった。
主治医よりレスキュー薬の問い合わせがあった。
(処方)
オキシコドン塩酸塩水和物徐放錠40 mg 1回1錠(1日2錠)
1日2回 朝夕食後 14日分
問268
医師に提案する薬剤とその1回用量の組合せとして適切なのはどれか。
1つ選べ。
(各選択肢は「薬剤/用量【原薬量】」の組合せ)
正答4
解説
正解は4。
徐放性オキシコドン1日80mgで疼痛コントロール中の突出痛には、速効性のレスキュー薬が必要である。
がん患者の突出痛治療に特化して承認されたフェンタニルクエン酸塩舌下錠は、定時オピオイドの用量にかかわらず添付文書上必ず最小規格の100μgから開始し、効果を見ながら漸増する用法が定められているため、この時点での提案として適切である。
オキシコドン徐放錠やモルヒネ徐放錠は速効性がなく、フェンタニル貼付剤も効果発現が遅くレスキューには不向きである。