2019年度 北海道・東北ブロック 登録販売者試験 問74
薬の体内での働きに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 循環血液中に移行した有効成分は、多くの場合、標的となる細胞に存在する受容体、酵素、トランスポーターなどのタンパク質と結合し、その機能を変化させることで薬効や副作用を現す。 b 血中濃度はある時点でピークに達し、その後は低下していくが、これは吸収・分布の速度が代謝・排泄の速度を上回るためである。 c 一度に大量の医薬品を摂取して血中濃度を高くしても、ある濃度以上になるとより強い薬効は得られなくなる。 d 全身作用を目的とする医薬品の多くは、使用後の一定期間、その有効成分の血中濃度が、最小有効濃度未満の濃度域と、毒性が現れる濃度域の間の範囲に維持されるよう、使用量及び使用間隔が定められている。
正答4
解説
正解は4(a正・b誤・c正・d正)。 a:有効成分が受容体・酵素・トランスポーター等のタンパク質と結合して薬効・副作用を現すという記述は正しい。 b:血中濃度がピーク後に低下するのは代謝・排泄の速度が吸収・分布の速度を上回るためであり(記述が逆)誤り。 c:ある濃度以上になるとより強い薬効は得られなくなる(受容体飽和等)という記述は正しい。 d:有効成分の血中濃度が最小有効濃度以上・毒性発現濃度以下の範囲に維持されるよう用量・間隔が定められているという記述は正しい。まとめて解く
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