鎮暈薬(乗り物酔い防止薬)に配合される成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
アアミノ安息香酸エチルは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗り物酔いに伴う吐き気を抑える。
イスコポラミン臭化水素酸塩水和物は、乗り物酔い防止に古くから用いられている抗コリン成分であり、消化管から吸収されにくく、他の抗コリン成分と比べて脳内に移行しにくいとされている。
ウジメンヒドリナートは、脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させる。
エジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す。
正答3
解説
正解は3。
ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正。
アは正しい:アミノ安息香酸エチルは胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげる。
イは誤り:スコポラミン臭化水素酸塩水和物は消化管から吸収されやすく、他の抗コリン成分と比べて脳内に移行しやすい。
ウは誤り:脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させるのはカフェインやジプロフィリン等のキサンチン系成分であり、ジメンヒドリナートは抗ヒスタミン成分で、延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える。
エは正しい:ジフェニドール塩酸塩は前庭神経の調節作用のほか内耳への血流改善作用を示す。