正答4
解説
正解は4です。
屋根・外壁の劣化現象と、点検・補修の必要性を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 傾斜屋根では、コケ・カビの発生や塗膜の色あせなどの劣化が起こります。
ただし、表面塗装の補修の目安は概ね10年前後とされています。
「概ね3年前後」とする点が不適切です。
2:× 陸屋根で土砂やゴミが排水口(ルーフドレン)をふさぐと、雨水がたまります。
その結果、防水層の劣化が進み、漏水の原因となります。
防水機能が低下することはないとする点が不適切です。
3:× コンクリート打ち放しの外壁では、汚れやコケのほか、塩害や中性化が問題になります。
中性化や塩害は内部の鉄筋を腐食させ、構造上の耐久性にかかわります。
美観上の問題にすぎず定期的な点検は不要とする点が不適切です。
4:○ ルーフバルコニーは、防水層が直接風雨や日射にさらされます。
防水面の膨れや亀裂、立ち上がり部分のシーリングの劣化が起こりやすく、定期的な点検・補修が必要です。
【ポイント】
コンクリートの中性化は、アルカリ性が失われて鉄筋が錆びやすくなる現象です。
屋上やバルコニーは、排水口の清掃と防水層の点検をセットで考えましょう。