正答4
解説
正解は4です。
住生活基本法に基づき2016(平成28)年3月に閣議決定された住生活基本計画(全国計画)の目標を問う問題です。
この計画は「居住者」「住宅ストック」「産業・地域」の3つの視点から、8つの目標を掲げています。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(計画の目標に掲げられていない記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 計画の目標1として掲げられている内容です。
居住者からの視点として、結婚・出産を希望する若年世帯・子育て世帯が安心して暮らせる住生活の実現が掲げられています。
2:× 計画の目標2として掲げられている内容です。
高齢化の進展を踏まえ、高齢者が自立して暮らすことができる住生活の実現が目標とされています。
3:× 計画の目標3として掲げられている内容です。
低額所得者、障害者、ひとり親世帯などの住宅確保要配慮者について、居住の安定の確保が目標とされています。
4:○ 「新築住宅の建設促進による」という部分が誤りです。
この計画は、新築中心の住宅政策から、既存住宅(ストック)を活用する政策への転換を打ち出しています。
住宅ストックに関する目標は「建替えやリフォームによる安全で質の高い住宅ストックへの更新」と表現されています。
【ポイント】
2016年の住生活基本計画のキーワードは「ストック重視」「既存住宅流通・リフォーム市場の活性化」「空き家対策」です。
新築の建設促進を前面に出した記述は、計画の方向性と逆なので誤りと判断できます。