正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
借地借家法などが定める、普通建物賃貸借以外の特殊な建物賃貸借を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述です。
定期建物賃貸借(借地借家法38条)は、期間満了により確定的に終了し、更新がない契約です。
当事者が合意しても更新することはできず、引き続き住む場合は新たな契約(再契約)を締結します。
2:× 正しい記述です。
一時使用のために建物の賃貸借をしたことが明らかな場合には、借地借家法の建物賃貸借の規定は適用されません(同法40条)。
3:× 正しい記述です。
法令や契約により一定期間後に建物を取り壊すべきことが明らかな場合、取り壊す時に賃貸借が終了する旨を定めることができます(同法39条)。
この特約は、取り壊す事由を記載した書面で行う必要があります。
4:× 正しい記述です。
高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく終身建物賃貸借は、公正証書による等書面で契約する必要があります。
借主が死亡した時に終了する契約であり、相続されません。
【ポイント】
定期建物賃貸借は「更新なし・再契約あり」と覚えましょう。
取壊し予定建物の賃貸借と終身建物賃貸借も、書面が必要な契約として押さえておきます。