正答4
解説
正解は4です。
この問題は最も不適切なものを選ぶので、○ が答え(不適切な記述)です。
賃貸不動産経営管理士が賃貸経営に関わる際の職業倫理と基本姿勢を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な記述です。
賃貸不動産経営管理士は、管理業者の従業員であっても、プロフェッションとして独立した立場が求められます。
所属先が不適切な手法を取ろうとするときは、コンプライアンスに沿った対応を求めるべきです。
2:× 適切な記述です。
倫理憲章は、自らの能力や知識を超える業務を引き受けないよう求めています。
再委託の可否を考える前に、自分で対応できる業務かを十分に精査する必要があります。
3:× 適切な記述です。
職務上知った秘密は守らなければなりませんが、例外があります。
法令上の提供義務がある場合は、本人の同意がなくても第三者に提供できます。
4:○ 不適切な記述です。
賃貸不動産経営管理士は、売却による一時点の利益確定やその最大化を求める立場ではありません。
正しくは、中長期的な視点に立って、賃貸経営の安定と継続的な収益の確保を支援する立場です。
【ポイント】
賃貸不動産経営管理士倫理憲章は7項目からなります。
「公共的使命」「法令の遵守と信用保持」「信義誠実義務」「公正と中立性の保持」の4つが基本姿勢です。
これに「専門的サービスの提供および自己研鑽の努力」「能力を超える業務の引き受け禁止」「秘密を守る義務」が加わります。
「一時点の利益」ではなく「長期的・継続的な安定経営」がキーワードです。