正答4
解説
正解は4です。
ストレス誘発性鎮痛に関わる内分泌の仕組みを問う問題です。
強いストレスを受けると、視床下部から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)が出て、下垂体前葉を刺激します。
下垂体前葉では、前駆体のプロオピオメラノコルチン(POMC)から、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)とβエンドルフィンが作られて放出されます。
βエンドルフィンは内因性オピオイドで、痛みを抑えます。
【選択肢別解説】
1:× オキシトシンは視床下部で作られ、下垂体前葉ではなく下垂体後葉から放出されます。
子宮収縮や射乳に関わるホルモンです。
2:× アドレナリンは副腎髄質から放出されるホルモンです。
ストレス反応に関わりますが、下垂体前葉からは放出されません。
3:× コルチゾールは、下垂体前葉から出るACTHの刺激を受けて副腎皮質から放出されます。
下垂体前葉から直接放出されるものではありません。
4:○ βエンドルフィンは、POMCからACTHとともに作られ、下垂体前葉から放出される内因性オピオイドです。
ストレス誘発性鎮痛に関与します。
【ポイント】
POMCからは、ACTH、βエンドルフィン、メラニン細胞刺激ホルモン(MSH)が作られます。
ACTHとβエンドルフィンが同時に放出される点が頻出です。