正答1
解説
正解は1です。
肩関節の運動制限から、緊張している筋を推定する問題です。
ある方向への運動が制限されるとき、多くはその反対方向に働く筋が緊張して伸びにくくなっています。
内旋が制限されているので、外旋に働く筋の緊張を考えます。
【選択肢別解説】
1:○ 棘下筋は肩甲骨の棘下窩から上腕骨大結節に付き、肩関節を外旋させる回旋筋腱板の筋です。
この筋が緊張すると内旋方向に伸びにくくなり、内旋制限が起こります。
2:× 大円筋は肩関節の内旋・内転・伸展に働きます。
緊張して制限されるのは内旋ではなく外旋です。
3:× 肩甲下筋は、肩甲骨前面から上腕骨小結節に付く強力な内旋筋です。
緊張すると外旋が制限されるため、内旋制限の原因にはなりません。
4:× 上腕三頭筋は主に肘関節の伸展に働きます。
長頭が肩関節の伸展・内転を補助しますが、回旋には関与しないため、内旋制限の施術対象ではありません。
【ポイント】
肩の外旋筋は棘下筋・小円筋、内旋筋は肩甲下筋・大円筋・大胸筋・広背筋です。
制限された方向と反対に働く筋をまず疑います。