正答2
解説
正解は2です。
疫学では、病気の頻度をいくつかの指標で表します。
「ある一時点」の割合か、「一定期間」の新規発生かで指標を区別します。
【選択肢別解説】
1:× 罹患率は、一定期間に新たに病気にかかった人の割合です。
一時点の割合ではなく、期間中の新規発生を表します。
2:○ 有病率は、ある一時点で病気をもっている人の割合です。
新規発生かどうかは問わず、その時点の患者数を集団の人数で割って求めます。
3:× 偽陽性率は、病気でない人のうち検査が陽性になる割合です。
検査の精度を表す指標です。
4:× 偽陰性率は、病気の人のうち検査が陰性になる割合です。
これも検査の精度を表す指標です。
【ポイント】
有病率は「一時点の患者の割合」、罹患率は「期間中の新規発生」です。
慢性疾患のように経過が長い病気ほど、罹患率に比べて有病率が高くなります。