正答3
解説
正解は3です。
妄想の内容は、どの精神疾患かを推測する手がかりになります。
うつ病では、気分の落ち込みから自分を過小評価する微小妄想が生じます。
【選択肢別解説】
1:× 関係妄想はうつ病に特徴的な妄想ではありません。
周囲の出来事を自分に関係づける妄想で、統合失調症でよくみられます。
2:× 血統妄想はうつ病に特徴的な妄想ではありません。
自分が高貴な家系の出身だと信じる誇大妄想の一つで、躁状態や統合失調症でみられます。
3:○ 罪責妄想はうつ病でみられます。
取るに足らないことで「自分は重い罪を犯した」と思い込む妄想です。
貧困妄想、心気妄想とともに、うつ病の三大妄想(微小妄想)とされます。
4:× 物盗られ妄想はうつ病に特徴的な妄想ではありません。
自分で置き忘れた物を「盗まれた」と思い込む妄想で、アルツハイマー型認知症でよくみられます。
【ポイント】
うつ病の微小妄想は「罪業(罪責)・貧困・心気」の3つです。
躁病では誇大妄想、統合失調症では被害妄想や関係妄想が代表です。