正答4
解説
正解は4です。
『難経』では、三焦は「諸気を主持す」と述べられています。
三焦は全身の気が昇降出入する通り道であり、諸気の運行と気化を統括します。
【選択肢別解説】
1:× 肝の主な働きは、気の流れをのびやかに保つ疏泄と、血を貯える蔵血です。
気の流れを調節はしますが、諸気を主宰する臓腑とはされません。
2:× 肺は気を主り、呼吸を司る臓です。
清気を取り入れて宗気を作りますが、「諸気を主宰する」臓腑として定義されるのは三焦です。
3:× 胆の主な働きは、胆汁を貯えて排泄することと、決断を主ることです。
諸気を主宰する働きはありません。
4:○ 三焦は諸気を主宰する腑です。
元気をはじめとする全身の気は三焦を通ってめぐり、三焦は気化の場ともなります。
水液の通り道としての働きもあわせもちます。
【ポイント】
三焦の働きは、諸気の主宰と水液の通路の2つと覚えます。
肺の「気を主る」と三焦の「諸気を主宰する」を混同しないよう注意します。