正答2
解説
正解は2です。
認知機能の評価法であるHDS-RとMMSEの評価項目の違いを問う問題です。
HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)は、口頭の質問だけで行う検査です。
MMSE(ミニメンタルステート検査)は、口頭の質問に加えて書字や図形模写などの動作性の課題を含みます。
【選択肢別解説】
1:× 計算は両方の検査に含まれます。
HDS-RもMMSEも、100から7を順に引く課題で評価します。
2:○ 図形模写は、重なった2つの五角形を写させるMMSEの課題です。
HDS-Rには描画や書字の課題がなく、図形模写はMMSEにのみある項目です。
3:× 時間の見当識は両方の検査に含まれます。
HDS-Rでは年・月・日・曜日を尋ね、MMSEではそれに加えて季節も尋ねます。
4:× 3つの単語を覚えてすぐに言わせる直後再生は、両方の検査に含まれます。
どちらの検査でも、その後に遅延再生も行います。
【ポイント】
HDS-Rにしかない項目は、年齢、数字の逆唱、5つの物品の記銘、野菜の名前(言語の流暢性)です。
MMSEにしかない項目は、物品の呼称、文の復唱、口頭指示、読字、書字、図形模写です。