正答3
解説
正解は3です。
関節リウマチは、関節の滑膜に慢性の炎症が起こり、関節が破壊されて変形する自己免疫疾患です。
手指や足趾だけでなく、頸椎にも特徴的な変形が起こります。
【選択肢別解説】
1:× 反張膝は、膝が過度に伸びて後方に反る変形です。
大腿四頭筋の筋力低下(ポリオなど)や関節の弛緩でみられ、関節リウマチの代表的な変形ではありません。
2:× 翼状肩甲は、肩甲骨の内側縁が浮き上がる状態です。
長胸神経麻痺による前鋸筋の筋力低下で起こり、関節リウマチの変形ではありません。
3:○ 関節リウマチでは、環椎と軸椎をつなぐ靱帯や滑膜が炎症で破壊され、環軸椎亜脱臼が起こります。
進行すると脊髄を圧迫し、後頸部痛や四肢のしびれ・麻痺を起こすことがあります。
4:× 内反尖足は、足が内側に向き、つま先が下がった変形です。
脳卒中の片麻痺や腓骨神経麻痺、先天性内反足でみられ、関節リウマチの代表的な変形ではありません。
【ポイント】
関節リウマチの変形は「尺側偏位・スワンネック変形・ボタン穴変形・外反母趾・環軸椎亜脱臼」が代表です。
環軸椎亜脱臼があると首の前屈で脊髄が圧迫されるため、頸部の施術には注意が必要です。