正答2
解説
正解は2です。
急性白血病が疑われる症例で、診断に必要な血液検査を問う問題です。
前問の症例(倦怠感、微熱、出血傾向)は急性白血病が最も考えられます。
【選択肢別解説】
1:× 葉酸は、巨赤芽球性貧血を診断するための検査項目です。
白血病の診断には役立ちません。
2:○ 血液像(末梢血塗抹標本)では、血液を顕微鏡で観察して白血球の種類と形を調べます。
急性白血病では、正常ではみられない幼若な芽球(白血病細胞)が出現するため、診断に直結します。
3:× 第Ⅷ凝固因子は、血友病Aを診断するための検査項目です。
本症例の主な疑いである白血病の診断には用いません。
4:× ビリルビンは、溶血性貧血や肝・胆道疾患で上昇する項目です。
白血病の診断には直接役立ちません。
【ポイント】
急性白血病では、末梢血に芽球が出現し、成熟した細胞との中間段階が欠ける白血病裂孔がみられます。
確定診断には骨髄検査が行われます。