正答1
解説
正解は1です。
頸髄損傷の残存髄節と、可能な動作の対応を問う問題です。
「第5頸髄節残存」は、C5の髄節までは機能が残り、C6以下が麻痺している状態です。
【選択肢別解説】
1:○ 肩関節外転の主動作筋である三角筋は、C5に支配されます。
C5が残存していれば三角筋が働くため、肩関節外転が可能です。
上腕二頭筋による肘関節屈曲も可能です。
2:× 肘関節伸展は上腕三頭筋の働きで、主にC7に支配されます。
C5残存では上腕三頭筋が働かず、困難です。
3:× 手関節背屈は橈側手根伸筋の働きで、主にC6に支配されます。
C5残存では行えません。
4:× 手指屈曲は指の屈筋群の働きで、主にC8に支配されます。
C5残存では行えません。
【ポイント】
頸髄損傷の残存レベルと機能は「C5=肩外転・肘屈曲」「C6=手関節背屈」「C7=肘伸展」「C8=手指屈曲」と覚えましょう。
C6残存では手関節背屈を利用したつまみ動作(テノデーシス)が可能になります。