正答4
解説
正解は4です。
抗原に初めて出会ったとき(一次免疫応答)の抗体産生の順序を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× IgAは、唾液や母乳、腸管粘液などに分泌される分泌型抗体です。
粘膜の防御が主な役割で、初感染で最初に血中に増える抗体ではありません。
2:× IgEは、肥満細胞や好塩基球に結合してⅠ型アレルギーを起こす抗体です。
寄生虫感染でも増えますが、初感染で最初に上昇する抗体ではありません。
3:× IgGは、一次応答ではIgMより遅れて上昇し、長く持続します。
再感染時の二次応答で速やかに大量に産生される主役の抗体です。
4:○ IgMは五量体の大きな抗体で、初感染の際に最初に産生されて血中に増えます。
このため、IgMの上昇は最近の感染を示す指標になります。
【ポイント】
「初感染=IgMが先、IgGが後」「二次応答=IgGが主役」と覚えましょう。
胎盤を通過できるのはIgGだけである点も頻出です。